トレーニングの時間が短くて済む理由
2015年09月01日
胸→背中→肩→腕の順番で行われる、上半身の加圧トレーニングの腕のトレーニングです。
主に鍛えている筋肉は上腕二頭筋と呼ばれている腕の前の筋肉になります。
加圧によって血流量がコントロールされ極めて軽い負荷でも筋肉が「頑張らざるを得ない」状況に追い込まれているのがわかるでしょうか?
加圧トレーニングとは?
専用のベルトを腕と脚の付け根に巻いて血流を適度に制限したまま、筋力トレーニングをする方法。
最大の特徴は
短期間、短時間の極めて軽い負荷でも、大きな効果が期待できます。
その理由は専用のベルトを巻くことにより、血流が制限され、
2種類の筋肉が同時に鍛えられるから。
大まかに筋肉には2種類の筋肉があります。
持久力を要する際に効果的に働く遅筋と
瞬発力を要する際に効果的に働く速筋があります。
人間の脳は、さまざまな場面に応じて適した方の筋力を選び、動かすように命令を出します。
主に体脂肪の分解などが行われる、遅筋を鍛えるには、軽い負荷のトレーニングを長時間続ける必要があります。
軽い負荷のため、長時間続けて行わないと、筋肉を疲労させることができないためです。
遅筋の鍛え方は、20回~30回くらいは楽に行える負荷でやります。
速筋を鍛えるには、とても重たい負荷でトレーニングを行います。
負荷がとても重いので、筋肉はすぐに疲労し長時間続けることができません。
遅筋、速筋 は筋肉の性質がそれぞれ異なるため
トレーニング方法も異なります。
性質の異なる、両方の筋肉を
”同時に鍛える”
事は、通常のトレーニングでは
”不可能”といえます。
加圧トレーニングの場合
血流が制限されているため、軽い負荷のトレーニングを行っているにも関わらず、脳はものすごく強い負荷がかかっていると錯覚し、まず最初に速筋を活性化し始めます。
脳が”錯覚”をしているだけで、”実際は軽い負荷”なので、当然繰り返し行うことが可能です。
しかし、速筋は持久力がないため、遅筋を鍛える際に行っているような、長時間繰り返して行うトレーニングには耐えられません。
すると、脳は速筋だけでは耐えられないと判断し、遅筋に応援するように命令をだし、
両方の筋肉を活性化し始めます。
このようにして、
遅筋と速筋が同時に活性化するという、
通常のトレーニングではあり得ない現象が起こるのです。
■古河加圧トレーニング
インストラクター 森 正郎
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