人類は長い間飢えと戦ってきました。

そのため、飢えにはとても強くなりました。

水だけでも何日も生きていけるし、わずかなカロリーでも飢え死にしません。

そのため人間の体は飢餓状態になると、１グラム当り7000kcalもある脂肪を残して、体のなかでもっともエネルギーを消費する、筋肉を減らすことで長い飢えに耐えられるように進化していきました。

つまり「人間の体は飢餓状態になると、脂肪を残し筋肉を減らす。」のです。

ダイエットをするときにまず最初にするのって食事制限ではないでしょうか？

食事制限をすると（体を飢餓状態にすると）体重は簡単に減ったとしても体のなかで一番エネルギーを消費する筋肉を多く減らし、多少は脂肪が減ってもそれほど脂肪は減らないのです。

体のなかで最もエネルギーを消費する筋肉を減らすということは人間の体でもっともエネルギーを消費する〈基礎代謝〉を減らすということです。

基礎代謝が減ると痩せにくくなります。 なぜならば消費エネルギーが減るからです。

単純にかんがえて、摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすれば太らないわけですから、リバウンドしない痩せやすく、太りにくい体をつくるには消費カロリーを増やす、基礎代謝をあげることが最前の方法なのがわかりますね。

一時的に体重が減ってもまたすぐにリバウンドするのは筋肉を減らしてしまって基礎代謝が下がり余剰エネルギーを消費できなくなってしまったからなんですね。

では、ダイエットでまず最初に何をすればいいのか？ それは『筋肉を増やす』です。

筋肉を増やし、基礎代謝を上げて、消費カ
ロリーを増やすこと。

では、どうすれば筋肉が増えるのか？ それは筋肉に過剰負荷を与えること。

筋肉はその負荷に耐えるために太く大きくなり強くなります。

無酸素運動（筋トレ）で筋肉を増やしましょう。

それがリバウンドしない唯一の方法です